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NY外為市場 3年10か月ぶりの円安水準

2013年4月6日 17:24

 日銀の新たな金融緩和策を受けて、5日のアメリカ・ニューヨーク外国為替市場の円相場は下落し、一時、約3年10か月ぶりの円安水準となる1ドル=97円84銭をつけた。

 5日のニューヨーク外国為替市場は、日銀が新たに金融緩和の強化策を打ち出したことを受けて、円を売る動きが強まった。このため円相場は一時、1ドル=97円84銭まで下落し、09年6月以来、約3年10か月ぶりとなる円安の水準となった。

 ニューヨークの市場関係者は「円安の傾向は続き、近く1ドル=100円を超えるのではないか」という見方を示している。