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NY株48ドル高 3日ぶりに上昇

2013年8月29日 8:05

 28日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、原油高を背景にエネルギー株が買われたことなどから、ダウ平均株価は前日比約50ドル値を上げて取引を終えた。

 内戦状態が続くシリアに対してアメリカが軍事介入への準備を進めていることが伝えられたことから、ダウ平均株価はこの2日間で230ドル以上下落した。

 一方、28日は緊迫化する中東情勢が買いの材料となった。市場関係者によると、「中東情勢の緊迫化によって今後、原油の価格の上昇が予想されるため、業績にプラスの影響となるエネルギー株の買いが進んだ」ということで、石油大手「エクソンモービル」などの株価が上昇した。こうしたことから、ダウ平均株価は前日比48ドル38セント高の1万4824ドル51セントと、3日ぶりに上昇して取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比14.83ポイント高の3593.35で取引を終えている。