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日本人外交官、襲われ車奪われる イエメン

2013年12月16日 1:17

 中東・イエメンの首都・サヌアで15日、日本大使館の職員が武装グループに襲われケガをした。

 在イエメン日本大使館によると、襲われたのは大使館に所属する30代の男性書記官で、日本時間の15日午後2時頃、サヌアで自宅から大使館に車で出勤する途中に武装グループに襲われた。書記官は刃物のようなもので頭などを切りつけられケガをしたが、命に別条はないという。

 武装グループは、書記官の車を奪って逃走したという。現地大使館では、襲撃の目的についてさらに調査を進めるとしている。

 イエメンでは、外国人を標的とした誘拐事件などが相次いでおり、2009年には日本人技術者が誘拐される事件も起きている。