×

NY株129ドル高 終値1万5884ドル

2013年12月17日 9:19

 16日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、発表された経済指標が好調だったことなどから、120ドル以上と大きく値を上げて取引を終えた。

 この日は、製造業や鉱業などの生産活動の状況を示す先月の鉱工業生産指数が発表されたが、前月より1.1%上昇し、1年ぶりの高い水準となったことが分かった。また、ニューヨーク州の製造業景況指数も前月より改善するなど、製造業の好調さを示す指標が相次いだことから、市場では買いが優勢となった。

 こうしたことからダウ平均株価は一時、前週末比170ドル以上上昇。最終的には129ドル21セント高い1万5884ドル57セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前週末比28.54ポイント高の4029.52で取引を終えている。

 17日からは金融政策を決定する連邦公開市場委員会の会合が開かれ、18日にその結果が発表される予定。ここで量的緩和の縮小が決定されるかどうか、注目される。