NY株180ドル高 終値1万8115ドル
18日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は良好な経済指標や利上げが緩やかに行われるとの見通しから買いが先行し、前日より180ドルあまり値を上げて取引を終えた。
18日のニューヨーク株式市場は、前日のFOMC(=連邦公開市場委員会)の声明で、利上げのペースが緩やかになるとの見解が示されたことから買いが先行した。また、この日は製造業の景況指数が発表され、去年12月以来の高水準だった。市場関係者は「これまでは良好な経済指標が出ても、利上げへの警戒感から株価に反映されにくかったが、最近は指標を前向きに捉える傾向が出てきた」と話している。
結局、18日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日の終値から180ドル10セント値上がりして、1万8115ドル84セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も前日より68.07ポイントアップして5132.95となり、過去最高値を更新した。