米FDA 仏製薬会社の経口避妊薬、処方箋なし購入を推奨へ「効果的な避妊へのアクセスを増やすことは重要」
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アメリカのFDA(=食品医薬品局の諮問委員会)は10日、フランスの製薬会社の避妊薬を処方箋なしで購入できるよう推奨しました。
FDAは10日、専門家らによる諮問委員会を開き、フランスの製薬会社、HRAファーマの経口避妊薬「オーピル」をアメリカで、処方箋なしで買えるようにすることについて協議し、全会一致で推奨しました。
アメリカメディアによると、病気などでピルの服用を避けるべき人が購入できるようになることへの懸念が示された一方で、FDAの担当者の一人は「アメリカの女性のために効果的な避妊へのアクセスを増やすことは重要だ」と強調したということです。
これを受け、FDAは夏にも最終判断する方針で、承認されればアメリカで初めて、処方箋なしで市販される避妊薬のピルとなります。