×

NYダウ4日続伸 終値1万5994ドル

2014年2月12日 8:33

 11日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、FRB(=連邦準備制度理事会)の新議長の発言、政府の債務上限引き上げの合意という2つのプラス要因が重なり、ダウ平均株価は前日比192ドル98セント高の1万5994ドル77セントで取引を終えた。ナスダック総合指数は、同42.88ポイント高の4191.05。

 この日は、今月就任したばかりのFRBのイエレン新議長が議会で証言に立った。イエレン議長は、低金利政策を続けるというこれまでのFRBの方針を維持することを表明する一方で、景気の先行きにも楽観的な見方を示したため、市場には安心感が広がった。

 また、この日はアメリカ政府の債務上限を無条件で引き上げる法案が可決される公算が大きくなり、アメリカが債務不履行に陥る恐れは回避されるとの見方が広がったことも買い注文につながった。