×

機長宅からフライトシミュレーターを押収

2014年3月17日 1:02

 消息を絶っているマレーシア航空機について、マレーシア政府は機長と副操縦士の自宅を16日に捜索したことを明らかにした。

 マレーシア当局は、航空機の通信手段が意図的に切断されていたことから乗客・乗員に加え、全ての関係者を捜査しており、16日、機長と副操縦士の自宅を捜索した。機長の自宅にあった操縦訓練を行うフライトシミュレーターを押収し、専門家が分析を進めている。

 衛星が最後にとらえた信号から航空機は中央アジアのカザフスタン方面か、インドネシアからインド洋にかけた海域のどちらかに飛行を続けた可能性が高いとみられている。

 マレーシア政府は、捜索の協力要請を25の国と地域に拡大し、機体の発見を急いでいる。