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NY株162ドル高 終値1万6424ドル

2014年4月17日 7:50

 16日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、中国のGDP(=国内総生産)の伸び率が好調だったことやアメリカの経済指標が良かったことなどから大きく値を上げた。

 16日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比162ドル29セント高の1万6424ドル85セントで取引を終えた。またハイテク株中心のナスダック総合指数も52.07ポイント上昇し、4086.23となった。

 この日、発表されたアメリカの3月の住宅着工件数や鉱工業生産指数はいずれも伸び率が市場の予想を上回り、景気回復が着実であるという見方が市場に広がった。また、中国が発表した1月から3月期の実質GDPの伸び率が市場予想を上回ったことも安心感につながった。市場関係者は「最近の株価は上下の振れ幅は大きいものの、株価は今後も高い水準を維持するだろう」と話している。