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NYダウ32ドル高 終値1万6550ドル

2014年5月9日 7:38

 8日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、アメリカの景気回復が続くとの期待感から、30ドル余り値を上げた。

 8日、ダウ平均株価が値を上げた理由は、失業関連の指標だった。市場が予想していたより改善していることが明らかになり、アメリカ経済で最大の懸案が徐々にいい方向に向かっているとの見方が広がった。しかし、すでにダウ平均株価は高値圏にあるため、利益確定の売りが出た他、この高値を維持するだけの新たな材料が出るのかという懸念も払拭されておらず、大きな伸びにはつながらなかった。

 この結果、優良株で構成するダウ平均株価は前日比32ドル43セント高の1万6550ドル97セントで取引を終えた。また、ハイテク株中心のナスダック総合指数は16.17ポイント下げ、4051.50で取引を終えている。