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治療過程で手順ミス~米疾病対策センター

2014年10月13日 6:34

 アメリカでエボラ出血熱で死亡した患者を担当していた病院の看護師が新たに感染した疑いのあることが分かった。

 テキサス州の保健当局は12日、エボラ出血熱に感染し8日に死亡した男性患者を担当していた病院職員が予備検査で陽性反応を示したと発表した。地元メディアによると、職員は女性の看護師で、男性患者に複数回、接触し、10日に発熱した。アメリカ疾病対策センターは、死亡した患者を治療する過程で作業の手順にミスがあり感染を引き起こしたとした上で、治療にあたった他の医療関係者も感染している可能性もあるとしている。

 現在、看護師は隔離されていて、近く、詳しい検査結果が公表される見通しだが、感染が確認されればアメリカ国内でのエボラ出血熱への感染は初めてとなる。