NY株215ドル高 終値1万6614ドル
21日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、ヨーロッパでの金融緩和策の追加の動きやアメリカ企業の好調な決算内容を受けて、ダウ平均株価は200ドル以上値を上げた。
21日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比215ドル14セント値を上げて、1万6614ドル81セントで取引を終えた。ハイテク株が中心のナスダック総合指数は103.40ポイントと大きくアップして、4419.48で終えた。
この日は、ヨーロッパ中央銀行(=ECB)が追加の金融緩和策を検討していると報じられたことで、ヨーロッパの景気が支えられるという期待が広がり、買い注文につながった。また、アップル社の決算発表の内容が市場の予想を上回ったことも投資家の安心感につながり相場を押し上げた。先週まで下落傾向にあった株式市場は再び上向いているが、このあと、各企業の決算内容を反映した値動きが続くと見られる。