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米国務次官補“日韓関係改善に向け努力を”

2014年12月11日 20:03

 アメリカのラッセル国務次官補は10日、ワシントン市内で講演し、来年、戦後70年の節目を迎えるのを機に、日本と韓国が関係改善に向け努力するよう促した。

 ラッセル次官補は東アジア情勢に関する講演の中で、日韓関係に触れ、「世界の問題はあまりに多く、民主主義国である日本と韓国が協力せずにいることはできない」と指摘した。

 その上で、「日本と韓国の関係改善はアメリカにとって優先事項」だと強調。歴史認識問題は「深刻で痛みを伴う問題であるが、解決策を導くには双方の努力が必要だ」として、来年、戦後70年の節目を迎えるのを機に、日韓両国に対し関係改善に前向きに取り組むよう促した。