米国務省、アルカイダ系組織の関与を調査
フランスの新聞社に対する襲撃事件について、中東のイエメンに拠点を置く国際テロ組織「アルカイダ」系のグループが犯行を認める声明を出したことを受け、アメリカ国務省は14日、グループの事件への関与について調べていることを明らかにした。
「アラビア半島のアルカイダ」は動画を公開し、国際テロ組織「アルカイダ」の指導者・ザワヒリ容疑者の指示に基づいて襲撃を行ったと主張している。これについて、国務省は、動画は「アラビア半島のアルカイダ」によるものだと確認した上で、次のように指摘した。
ハーフ副報道官「襲撃事件の容疑者と『アラビア半島のアルカイダ』の間に関係があるのかどうか決定づける情報を調査している。」
また国務省は、この組織について「最も危険なアルカイダ系のグループで、脅威である」として警戒を続ける方針を示した。