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NYダウ 原油価格上昇受け211ドル高

2015年2月6日 8:10

 5日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でダウ平均株価は原油価格の上昇などを受けて、200ドル以上と大きく値を上げて取引を終えた。

 この日は原油相場が反発し、1バレル=50ドル台を回復したことから、エネルギー株や素材株などを中心に買いが広がった。また、製薬大手のファイザーが同業他社を買収したことも買いの要因となった。さらに、この日、先週1週間に新たに申請された失業保険の件数が、前の週より1万1000件増えたことが発表されたが、市場の予想よりは良い結果で投資家の安心感につながった。こうしたことからダウ平均株価は前の日より211ドル86セント高い1万7884ドル88セントで取引を終えた。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は48.40ポイント上げ、4765.10で取引を終えている。