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外国人襲撃相次ぐ 南アで5000人超避難

2015年4月18日 19:25

 南アフリカで外国人を狙った襲撃が相次ぎ、これまでに4人が死亡、5000人以上が避難する事態となっている。

 ロイター通信によると、南アフリカのダーバンでは今月に入ってから外国人の排斥を求める声が高まり、ソマリアやマラウイからの移民が経営する店などが襲撃され、これまでに4人が死亡した。有力部族の長が地元メディアに対し、「外国人は出て行くべきだ」と述べたことが発端になったという。

 こうした動きは最大都市・ヨハネスブルクにも広がり、国連難民高等弁務官事務所(=UNHCR)は、これまでに5000人を超える外国人が住む場所を奪われて避難していると懸念を表明している。