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「領土での防衛施設設置、非難の余地ない」

2015年6月12日 16:03
「領土での防衛施設設置、非難の余地ない」

 アメリカのカーター国防長官は11日、中国軍の制服組トップと会談を行い、中国が南シナ海で進める埋め立てをこれ以上行わないよう求めた。

 会談でカーター長官は、中国軍の范長竜・中央軍事委員会副主席に、中国が南シナ海で急速に岩礁などを埋め立てていることへの懸念を伝え、これ以上の埋め立てを行わず、軍事施設化を進めないよう求めた。

 これに対し范副主席は、南シナ海の島や周辺海域は中国の領土だとした上で、「自らの領土で軍事防衛施設を設置することに非難の余地はない」と、改めて中国側の立場を強調。アメリカ側にこの問題で中立的な立場を保ち、南シナ海海域での軍事活動を控えるよう求めた。

 また、カーター国防長官は、両国軍の航空機が空中で急接近した際の行動規範について、今年9月までに合意を目指す考えを改めて伝えたという。