エリザベス女王の国葬 執り行われる フィリップ殿下が眠るウィンザー城に埋葬へ
イギリス・エリザベス女王の国葬がロンドンで19日、執り行われました。このあと、女王は、夫のフィリップ殿下が眠るロンドン郊外のウィンザー城に埋葬される予定です。
エリザベス女王の国葬は、ウェストミンスター寺院で、日本時間19日午後7時から約1時間にわたって執り行われました。
国葬には、天皇皇后両陛下が出席されたほか、アメリカのバイデン大統領など各国の元首ら2000人以上が参列しました。
国葬の最後には、イギリス全土で2分間の黙とうがささげられ、国歌斉唱と女王専属のバグパイプ奏者による追悼の曲で締めくくられました。
ロンドン市内の公園では、朝早くから集まった市民らが女王の国葬を見守っていました。
国葬後、女王の棺(ひつぎ)を砲車にのせた葬列は、バッキンガム宮殿周辺まで行進しました。棺はこのあと、女王が生前、多くの時間を過ごしたロンドン郊外のウィンザー城に向かい、礼拝堂の一角で、去年亡くなった夫のフィリップ殿下と並んで埋葬される予定です。