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23年“世界的な景気後退に陥る公算大”エコノミストの3分の2が予想 世界経済フォーラム

2023年1月17日 1:33

世界経済について話し合う通称「ダボス会議」が、16日からスイスで開かれています。会議を主催する「世界経済フォーラム」が、2023年は世界的な景気後退に陥る公算が大きいとの調査結果を公表しました。

16日に開幕した通称「ダボス会議」の年次総会で、「世界経済フォーラム」は、エコノミストの3分の2が、2023年に世界的な景気後退に陥ると予想していると発表しました。

世界的な景気後退の可能性が「極めて高い」と答えた人は18%で、去年9月に実施された調査の2倍以上となりました。

会議は20日まで行われ、ロシアのウクライナ侵攻などで分断された世界における協調や、インフレ、食糧危機、気候変動などの課題を話し合います。

20日には日本銀行の黒田東彦総裁が出席し、世界経済の見通しについて議論する予定です。