商業施設や公共交通機関が“営業再開” フィリピン
フィリピンでは規制緩和の動きが進んでいます。3月1日から、首都・マニラなどで商業施設や公共交通機関などの全面的な営業再開が許可されました。
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感染状況が落ち着いたフィリピンでは、日常生活を取り戻すべく、規制緩和の動きが進んでいます。3月1日から、首都・マニラをはじめとする39の都市と州で、商業施設や公共交通機関などの全面的な営業再開が許可されたのです。
街に出かける人も増え、タクシーは大忙し。ただ、乗り合いのため、乗客にはワクチンの接種証明が求められるということです。
飲食店では、テーブルに設けられていたパーティションが不要になりました。
レストランの客
「私にとってこうやって出歩いてレストランで食事することが幸せなの。とてもうれしいです」
マニラでは大行列ができた場所もありました。列の先頭では、次々と額に「十字架」のマークがかかれていきます。カトリック教会で「灰の水曜日」に行われたミサでの儀式です。感染状況が改善したため、3年ぶりに開催されました。
神父
「我々教会はウクライナのために祈りを捧げています。ウクライナにいる仲間たちに真の平和が訪れますように」
ロシアが軍事侵攻したウクライナへの思いを込めて、平和の祈りが捧げられたということです。
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世界ではこれまでに4億4000万人以上が感染、590万人以上が死亡しています。(感染者4億4018万6305人 死者 597万2714人 米ジョンズ・ホプキンス大 3日午後5時時点)