安保理閣僚級会合でロシアへの非難相次ぐ…ウクライナ外相「プーチンは思っている以上に早く負ける」
ロシアによるウクライナ侵攻から1年になるのに合わせて、国連の安全保障理事会では閣僚級会合が開かれ、各国からロシアへの非難が相次ぎました。
ウクライナ・クレバ外相「ウクライナは抵抗し続ける。そしてウクライナが勝つ。プーチンは思っている以上に早く負ける」
国連安保理でウクライナのクレバ外相は、プーチン大統領を名指しで非難した上で、中国がロシアに武器の供与を検討しているとされることを念頭に「ロシアへの武器供給は国連憲章を踏みにじる行為だ」とけん制しました。
演説の後、クレバ外相がロシアによる侵攻の犠牲者への黙とうを呼びかけると、ロシアのネベンジャ国連大使が制止しようとする場面もありました。
会合では、アメリカのブリンケン国務長官や日本の林外相ら各国の代表からロシアの責任を追及する声が相次ぎました。
一方、ロシアの大使は、「西側諸国はウクライナへの武器供与によって状況を悪化させている」と反発するなど、応酬となりました。