“ポケベル”一斉爆発 イスラエルが初めて関与認める
ことし9月にレバノン各地でポケベルなどの通信機器が一斉に爆発し多数の死傷者が出た事件で、イスラエルが初めて関与を認めたとイスラルメディアが報じました。
イスラエルメディアによりますと、ネタニヤフ首相は10日に開かれた閣議で、9月にレバノンでポケットベル型の通信機器やトランシーバーが一斉に爆発した事件について、イスラエルが関与していたことを初めて認めたということです。一連の事件とヒズボラの最高指導者ナスララ師の殺害について言及し、「国防当局の高官らが反対したが、実行した」と述べたと伝えています。
レバノンでは9月にヒズボラの戦闘員が持つ数千台のポケベル型の通信機器やトランシーバーが一斉に爆発し、多数の死傷者が出ました。
ヒズボラは一連の爆発をイスラエルの諜報機関モサドによるものとみて、テルアビブ近郊にある本部を標的にミサイル攻撃を行うなど反発を強めていました。