トルコ、「イスラム国」拠点に2度目の空爆
これまでの方針を転換し、過激派組織「イスラム国」への攻撃を始めたトルコは24日夜、隣国シリアにある拠点に対し、2度目となる空爆を行った。
地元メディアによると、トルコ軍機は24日夜、シリア領内にある「イスラム国」の拠点に対し再び空爆を行った。またイラク北部でも、対立するクルド人武装組織に対し空爆を行ったという。
トルコのダウトオール首相は、「国民の安全を守るためいかなる手段もとる」として、今後も軍事作戦を続ける姿勢を示している。またアメリカ軍に対しては、これまで拒んできた南部のインジルリク空軍基地の使用を認めた。トルコはこれまで「イスラム国」への軍事作戦には慎重な姿勢をとり、有志連合とも距離を置いてきたが、方針を転換させたことになる。