IOC理事会で新国立“白紙”の経緯説明へ
新国立競技場の見直しに理解は得られるのか、IOC(=国際オリンピック委員会)の理事会がマレーシア・クアラルンプールで始まった。
現地入りした東京オリンピック大会組織委員会・森喜朗会長は29日のIOCの理事会で、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の建設費が大幅に膨らみ、計画自体が白紙になった経緯を説明する予定。
IOCの理事の1人、セルゲイ・ブブカ氏はNNNのインタビューに対し、計画の白紙化に理解を示した。
ブブカ理事「コスト削減はIOC改革案に明記されている。日本政府の決定は正しい」
白紙になった競技場案が東京招致成功の原動力となっただけに、各国のIOC理事から理解を得られるかが焦点となる。