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クリントン氏 TPP「国益を優先すべき」

2015年7月31日 10:37
クリントン氏 TPP「国益を優先すべき」

 来年のアメリカ大統領選挙で民主党の最有力候補とされるクリントン前国務長官が30日、TPP(=環太平洋経済連携協定)について、アメリカの国益を優先すべきとの姿勢を改めて示した。

 クリントン氏はこの日、民主党の支持基盤であり、TPPへの反対論が強い労働組合と対話したあと、こう注文をつけた。

 クリントン氏「私がTPPに望むのは、労働者の保護と賃金引き上げ、経済的な機会や安全保障上の国益増大の3つです」

 クリントン氏はこれまでも、「国益にならないなら離脱も検討すべきだ」などとTPP交渉に慎重な姿勢を見せており、交渉に改めてクギを刺した形。

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