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“日本盗聴”米国務省、事実関係言及避ける

2015年8月1日 11:02

 アメリカの情報機関が日本政府や企業への盗聴を行っていたと告発サイト「ウィキリークス」が発表したことについて、アメリカ国務省は31日、事実関係の言及を避けた。

 ウィキリークスはアメリカのNSA(=国家安全保障局)が第1次安倍政権の時期などに日本政府や企業などを盗聴していたとして、電話番号のリストや傍受したとする内容などを公開した。

 これについてアメリカ国務省のトナー副報道官は31日、これまでに日本政府からの抗議は受けていないとした上で、「日本はアメリカの強固な同盟国でありパートナーだ」「我々の関係はかつてないほど強い」などと述べた。

 アメリカ政府はこれまで、中国などによる経済スパイ活動を強く非難してきたが、今回公表された内容について事実関係の言及を避けた形。