移設作業中断、米「移転進めるための…」
政府は、沖縄のアメリカ軍普天間基地を名護市辺野古に移設するための全ての作業を1か月間中断し、改めて沖縄県と集中的に協議する考えを明らかにした。工事の中断についてアメリカ国防総省のデービス報道部長は4日、「普天間基地の移転を進めるため、日本の国内政治の流れのなかで決まったこと」との認識を示した。
また、辺野古沖への移設が普天間基地の継続使用を避ける唯一の解決策だと改めて強調した上で、「沖縄の基地の整理統合計画に従い、建設が完了することを期待している」と述べた。