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天津爆発事故50人死亡 日系企業にも被害

2015年8月14日 2:39
天津爆発事故50人死亡 日系企業にも被害

 中国の天津で危険物を保管する倉庫が大爆発した事故は、死者が50人に増えた。爆発による被害は広範囲に及び、日系企業でも被害が出ている。

 12日夜、天津の倉庫で起きた大爆発では、これまでに50人が死亡、ケガ人は701人にのぼり、うち71人が重傷。

 現場では、爆発から丸1日がたとうとしている今も、煙が立ち上り続けている。

 火災に加え、爆発の衝撃によって周辺のマンションでは、ほぼすべての窓ガラスが吹き飛ぶなど、被害は広範囲に及んでいる。現場近くの日系のショッピングモールでも、窓ガラスが割れたり、外壁がはがれるなどの被害が出た。

 爆発の原因については詳しくわかっていないが、中国メディアは消防からの情報として、倉庫に保管されていた硝酸化合物が主な爆発物だった可能性があるとの見方を伝えている。

 警察は、会社の責任者を拘束して、詳しく調べている。