タイ爆弾テロ 少なくとも10人関与
150人が死傷したタイの爆弾テロ事件で、警察は20日、犯行には少なくとも10人が関わり、1か月以上前から周到に計画されたとの見方を示した。
警察は、防犯カメラに映っていた黄色いシャツの男を爆弾テロの実行犯と断定し、逮捕状をとり行方を追っている。一方で、実行犯の近くにいて、事件に関与しているとの見方を示していた2人の男性は、無関係とみられると発表した。
また、ソムヨット警察長官は20日に会見し、事件には少なくとも10人が関わり、1か月以上かけて周到に計画されたとの見方を示した。
警察によると、爆発したのはパイプ爆弾で、中には火薬とともに小さい金属の玉が詰められており、爆発の威力で飛び散る構造で、広範囲に被害を及ぼす狙いがあったとみられる。