NYダウ204ドル続落“中国経済を警戒”
25日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は取引終了間際になって急落し、200ドル近く値を下げて取引を終了した。
25日のイギリス・ロンドン株式市場では主要100社の平均株価指数の終値が3%余り上昇するなどヨーロッパ各国の市場は軒並みプラスで取引を終えた。この流れを受け始まったニューヨーク株式市場は、アメリカ経済の好調を示す指標が相次いだことなどを受け午前中は買い注文が先行し、ダウ平均株価は前日の終値に比べ一時、400ドル以上上昇した。
しかし、中国市場への警戒感は強く、取引終了直前にダウ平均株価は急落。結局、前日より204ドル91セント値下がりし、1万5666ドル44セントで取引を終えた。市場関係者は「中国経済に対する不信感が、アメリカ経済の先行き不安につながった」と分析している。