ヒラリー氏、メール問題「申し訳なく思う」
来年のアメリカ大統領選で民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官は4日、公務で私用メールアドレスを使った問題について、「申し訳なく思う」と述べた。
最新の世論調査では、「クリントン氏の名前を聞いて思い浮かぶ言葉は?」という質問に対し、「うそつき」「不誠実」という回答が上位を占め、メール問題が支持率の低下を招いている。クリントン氏は4日、自らの対応に問題はないとしつつ、こう述べた。
クリントン氏「混乱させ、多くの疑問を生じさせたことは申し訳ないが、全ての疑問には答えがあり、私はその答えを引き続き示していく」
一方、クリントン氏は、暴言を繰り返しながらも共和党の候補者レースでリードを広げるドナルド・トランプ氏について、「アメリカの政治システムにとって悪い進展だ」と批判した。