欧州難民問題 EU、23日に臨時首脳会議
中東シリアなどからの難民がヨーロッパに殺到している問題で、EU(=ヨーロッパ連合)は23日に臨時の首脳会議を開いて対応を協議することを決めた。
EUのトゥスク大統領は、17日ツイッターで、難民問題への対応を協議するために23日に臨時の首脳会議を招集したことを明らかにした。
この問題では今週、最大の受け入れ国であるドイツのメルケル首相が、難民の登録センターをイタリアとギリシャに設置することなどについて、首脳会議を開催するよう求めていた。
IOM(=国際移住機関)は、今年これまでに約47万人が地中海を渡ってヨーロッパに到着したと発表している。
22日には、臨時の内相会議で難民の割り当て義務化も協議される予定で、EUは冬の訪れを前に早急の対応を迫られている。