大気汚染 去年よりマシ…北京マラソン開催
中国の北京で20日、大気汚染で市内が白くかすむ中、約3万人が参加して北京マラソンが行われた。
19日の北京市内は青空が広がっていたものの、夜から急激に大気汚染が悪化し、20日朝は街が白くかすんだ。
スタート地点の天安門広場周辺では、大気汚染物質PM2.5の濃度が一時、1立方メートルあたり130マイクログラムを超え、日本の環境基準の4倍近くになった。
去年に続いてマラソンにはやや厳しい環境となったが、参加者からは、最悪の大気汚染レベルの中で行われた去年より「だいぶマシ」との声が聞かれ、マスクをする人の姿はほとんど見られなかった。