インドネシア 再び高速鉄道建設の方針
日本と中国が受注を競っていたインドネシアの高速鉄道計画について、いったんは計画を白紙撤回したインドネシア政府が、再び、高速鉄道建設を目指す方針を明らかにした。
インドネシアの高速鉄道計画を巡っては、日中が受注を競っていたが、インドネシア政府は今月3日、財政負担などを理由にどちらの案も採用せず、計画を見直すとしていた。
しかし、23日にインドネシアのナスティオン経済担当調整相が谷崎大使と会談し、方針を再び変え、高速鉄道計画を継続する考えを伝えてきたという。
インドネシアの日本大使館によると、ナスティオン経済担当調整相は、「詳細はこれから検討する」と述べたということで、日本政府はインドネシア側からの説明を踏まえ、対応を検討していくことにしている。