インドネシア、日中の高速鉄道計画を見直し
日本と中国が受注を競うインドネシアの高速鉄道計画で、インドネシア政府は、財政面での負担などからどちらの案も採用せず、計画を見直す方針を明らかにした。
この計画は、首都ジャカルタと、約140キロ離れたバンドンを結ぶ高速鉄道を整備するもので、日本と中国が案を出し、受注を競っているもの。
インドネシア政府はどちらの案を採用するか検討してきたが、財政面での負担が大きいことなどから、3日、どちらの案も採用しないことを決めたという。
コストの高い高速鉄道の計画を全面的に見直すともしていて、新たな方針を日中双方に伝えた上で、改めて計画に参入するか確認するとしている。