EU緊急首脳会議 難民経由国の支援策協議
ヨーロッパに殺到している難民や移民の問題を巡り、EU(=ヨーロッパ連合)は23日、ベルギーのブリュッセルで緊急の首脳会議を開き、難民らの経由地になっている国々などに対する総額2300億円規模の支援策などについて話し合っている。
首脳会議では、内戦が続くシリア難民を受けいれている国々への支援や、難民らが集中しているギリシャやイタリアに受け入れ窓口を作ることなどが議題となっている。
EUは総額2300億円規模の支援を行い、ヨーロッパに向かう難民の動きを抑え込んだ上で、各国で分担して受け入れていく方針。
しかし、受け入れを巡ってはハンガリーが拒否しているほか、スロバキアは法的措置も辞さない構えを見せるなど反発しており、現在も詰めの調整が続いている。