習主席 首脳会談前にオバマ大統領と夕食会
国賓として初めてアメリカを訪れている中国の習近平国家主席が24日、首都・ワシントンに到着した。サイバー攻撃など対立する問題で、激しい議論も予想される首脳会談を前に、オバマ大統領と非公式の夕食会に臨んだ。
西海岸で経済界との交流日程を終えた習近平主席は24日、ワシントン郊外に到着し、バイデン副大統領の出迎えを受けた。この後ホワイトハウスに到着した習主席はオバマ大統領と並んで姿を見せ、話を交わしながら和やかな雰囲気を演出した。夕食会の会場には迎賓館が選ばれたが、非公式としては珍しいことで、習主席への歓迎ぶりを示しているものとみられる。
25日午前に行われる首脳会談でオバマ大統領は、サイバー攻撃問題や南シナ海での埋め立て問題などで厳しい姿勢で臨む構え。習主席も譲歩することはないとみられるが、何らかの合意が得られるのか注目されている。