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ロシア、2日連続でシリア空爆 米は不信感

2015年10月2日 12:45
ロシア、2日連続でシリア空爆 米は不信感

 内戦が続くシリアで、ロシアは1日、2日連続となる空爆を行った。空爆対象は過激派組織「イスラム国」などのテロ組織だと強調したが、不信感を募らせるアメリカとの対立が深まっている。

 ロシア・ラブロフ外相「我々は『イスラム国』などのテロ組織と戦う。これはアメリカと同じ立場だ」

 アメリカ・ニューヨークの国連本部で会見したロシアのラブロフ外相は、空爆対象は「イスラム国」や国際テロ組織・アルカイダ系の武装勢力で、アメリカが支援する反体制派「自由シリア軍」は含まれていないと強調した。

 一方、アメリカ政府は1日、改めてロシアを非難した。

 ホワイトハウス・アーネスト報道官「ロシアが軍事行動をしている地域には『イスラム国』はほとんどいない」

 また双方は1日、国防当局者による協議を行ったが、ここでもアメリカがロシアに対し、「イスラム国」への空爆に重点を置くよう要請するなど対立が深まっている。