独ケルン市長候補刺されケガ“難民”不満か
ドイツで17日、市長選挙の候補者が男に刺され、大ケガをした。警察は、難民受け入れへの不満による犯行の可能性があるとみて調べを進めている。
AP通信などによると、ドイツ第4の都市ケルンで17日、市長選挙の候補者のレーカー氏が遊説中、男に首を刺された。レーカー氏は大ケガをしたが、命に別条はないという。
警察はドイツ国籍の44歳の男の身柄を拘束。男は調べに対し、「外国人を排除したいとの考えから犯行に及んだ」と供述しているという。
レーカー氏は、難民の受け入れに理解を示すメルケル首相の政党の支援を受けていて、市の難民政策を担当していた。
警察は、難民受け入れ政策への反発が犯行の動機となった可能性があるとみて調べを進めている。