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クリントン氏 メール問題などを証言

2015年10月23日 6:46
クリントン氏 メール問題などを証言

 来年のアメリカ大統領選で、民主党の本命とされるヒラリー・クリントン前国務長官が22日、在任中に私用のメールアドレスを公務に使った問題などについて、議会の公聴会で証言した。

 クリントン氏は私用アドレスを使ったことによる機密の漏えいなどはないと改めて主張した。

 クリントン氏「コンピューターは持っていませんでした。仕事の大部分はメールでは行っていません」

 一方、野党共和党が、長官在任中にリビアで起きたアメリカ領事館襲撃事件での対応を改めて批判したのに対し、クリントン氏は誰からも事前の警告は受けておらず、問題はなかったと強調した。

 クリントン氏「私はリビアでの事件の責任はとっている」

 この日の公聴会は大統領選にむけ、共和党がクリントン氏のイメージダウンを狙ったものという見方も広がっている。一方のクリントン氏は質疑を通じて、これらの問題に区切りを付け、低下していた支持率を反転させたい考え。