クリントン氏、11時間の“追及”かわす?
来年のアメリカ大統領選で、民主党の本命とされるクリントン前国務長官が22日、野党・共和党が主導する公聴会に出席し、私用メールアドレス問題などの追及に答えた。
公聴会は、議会で多数派の野党・共和党の求めに応じて開かれたもの。クリントン氏は私用アドレスを使ったことによる機密の漏えいなどは無いと改めて主張した。
クリントン氏「誤解してほしくないが、私はほとんどの仕事をメールを使わずに済ませてきた」
共和党はまた、リビアで起きたアメリカ領事館襲撃事件での対応を改めて批判したが、クリントン氏は問題は無かったと強調した。今回の公聴会は、共和党がクリントン氏のイメージダウンを狙うために開いたものという見方も広がっていて、休憩をはさんで約11時間続いたが、決め手に欠けた形。