公務に私用アドレス…初めてヒラリー氏謝罪
来年の米大統領選で、民主党の最有力候補とされるヒラリー・クリントン前国務長官が8日、在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題で、「誤りだった」として初めて謝罪した。
クリントン氏「私用と仕事用で別々のメールアカウントを使うべきだった。そうしなかったのは誤りで、申し訳ない。私に責任がある」
クリントン氏は一方で、「この選挙が終わるまでには、人々が自分を信頼してくれると確信している」と強調した。
クリントン氏はこれまで規則で認められていたとして、私用のアドレスを使ったことへの謝罪はしていなかった。しかし、「うそつき」「信頼できない」というイメージが広がり、支持率も下落していることから、謝罪することで事態の収束を図る狙いがあるとみられる。