アフガン地震 死者200人超に
アフガニスタン北東部で26日に発生したマグニチュード7.5の地震で、隣国パキスタンで181人が死亡するなど、死者は200人以上に上っている。
地震は日本時間の26日午後6時すぎに、アフガニスタン北東部のバダフシャン州で発生した。隣国パキスタンの政府系メディアによると、北西部で地滑りが発生したほか、多くの家屋が倒壊して、181人が死亡、1000人以上がケガをしたという。
AP通信によると、アフガニスタンでは震源に近い北東部を中心に、少なくとも33人が死亡、200人以上がケガをしたという。また、震源近くやパキスタンの山岳地帯では通信状況が悪くなっていて、今後、死傷者の数が増えるおそれがある。
アフガニスタンとパキスタンにある日本の大使館によると、日本人に被害が出たとの情報はない。