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NYダウ23ドル安 様子見ムードが広がる

2015年10月27日 7:19
NYダウ23ドル安 様子見ムードが広がる

 26日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、原油の先物相場が下落してエネルギー関連株が売られた事などを受け、ダウ平均株価は前週末比23ドル65セント安の1万7623ドル05セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は同2.84ポイント高の5034.70だった。

 今週は、アメリカの金融政策を決定する会合であるFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)が開かれるため、投資家の間に様子見ムードが広がっている。

 そんな中、9月の新築一戸建て住宅の販売件数が大幅に減少していた事でアメリカ経済の先行きに対する不透明感が広がり、売りが先行した。

 さらに、原油の先物相場がこの日、大きく下落した事でエネルギー関連株なども下落したほか、前週に大きく値を上げた銘柄中心に利益を確定する売りも出た。

 市場関係者は「このところ株価は上昇傾向で、決算内容の良かった企業は引き続き買われている」と話している。