日本の人道支援に強い期待~マケドニア外相
中東などからヨーロッパに多くの難民や移民の流入が続く中、旧ユーゴスラビアのマケドニアの外相が来日し、日本の人道支援に強い期待感を示した。
マケドニアは1991年に当時のユーゴスラビアから独立し、日本とは1994年に外交関係を樹立した。来日したポポスキー外相は、日本政府が難民流入の問題でEU(=ヨーロッパ連合)周辺国に対し、約3億円の人道支援を決定したことに感謝の意を示し、今後の支援に期待感を示した。
ポポスキー外相「ヨーロッパへの難民流入や、その原因であるシリア危機などに対し、日本は積極的な役割を果たすことができる」
マケドニアは去年、日本に大使館を開き、28日が初のお披露目となった。ポポスキー外相は、日本企業とのビジネスや観光客の誘致などを通して両国の関係を強化していきたいと抱負を語った。