「イスラム国」傘下組織の幹部を殺害
エジプト政府は9日、シナイ半島を拠点とする過激派組織「イスラム国」傘下組織の幹部を殺害したと発表した。
エジプト内務省は9日、エジプトの治安部隊が「『イスラム国』シナイ州」の幹部、アシュラフ・ガラブリ容疑者を、首都カイロ郊外で、銃撃戦の末に殺害したと発表した。
内務省はガラブリ容疑者について、今年7月、カイロ中心部のイタリア領事館前で起きた爆弾テロ事件や、同じく7月にカイロ郊外で起きたクロアチア人男性の誘拐事件に関わったと指摘している。
「『イスラム国』シナイ州」は、先月31日にシナイ半島で墜落したロシアの旅客機について、自分たちが墜落させたと主張している。