経済理由の移民は送還 EUとアフリカ合意
難民や移民をめぐる首脳会議を行っていたヨーロッパとアフリカの首脳は日本時間の12日夜、経済的な理由でヨーロッパをめざす移民は送還することなどで合意した。
EU(=ヨーロッパ連合)が、約2400億円を拠出し、アフリカ側の取り組みを支援する。また、難民や移民の発生を根本から絶つためには、貧困や紛争をなくすことが必要だとして、職業訓練などを行っていくことなどでも合意した。
EUトゥスク大統領「一晩で状況を変えられるという幻想はしていない。しかし人々に危険な航海以外の選択肢を与えられるよう取り組む」
また、アフリカには移民からの送金が大きな財源となっている国も多いことから、ヨーロッパでの雇用を増やしてほしいという要望もあがっている。