仏事件 米大統領「全人類への攻撃」と非難
フランス・パリで銃撃や自爆テロが相次いだことを受け、アメリカのオバマ大統領は、日本時間14日朝、緊急の会見を開き、「フランスへの攻撃のみならず、全人類と、普遍的価値観への攻撃だ」と強く非難した。
日本時間14日午前8時前に緊急会見を開いたオバマ大統領は「これは、パリだけへの攻撃ではない。フランスの人々だけでなく、全人類と我々が共有する普遍的価値観への攻撃だ」と非難した。また「フランスを脅かせると考える者は間違っている」として、フランスと協力して、テロリストに裁きを下すと強調した。
事件の背景など詳細については「心の痛む情勢だが、まだ状況は不安定であり、対応が続いているので、臆測はしない」とした上で、フランス当局と連絡を取り合っていく姿勢を示した。
オバマ大統領はこの日事件前にフランスのオランド大統領と会談したが、現在はフランス政府が事件の対応に追われているとして、時間をおいて電話で会談する意向も示している。