「まるで戦争中」パリ銃撃現場近くの住民
フランス・パリの同時多発テロで日本時間の18日午後に行われた治安部隊の突入作戦について、現場から最新情報を伝える。
日本時間午後6時の時点で、警察が付近の住民を退去させたという情報が入ってきた。新たな展開につながる可能性があり、緊張が高まっている。突入は6時間ほど前に始まったが、そのとき付近に居合わせた人に取材することができた。
近くの住民「ガスの爆発かと思いました。本当にまるで戦争中かと思ったわ」
突入作戦では、アパートに立てこもっていた女1人が自爆して死亡、男3人が逮捕された。容疑者をアパートに泊めていたと主張する住人の男性は、「テロリストだと知らず2人から3日間だけ泊めてと頼まれ助けた」と話した。
なぜ、見知らぬ人をなぜ泊めたのか、背景は不明。治安当局は、男3人に加えて、アパートの付近で男女1人ずつを逮捕しており、取り調べが始まっている。
生きたまま容疑者が逮捕されたことは衝撃の同時テロから6日目にして初めてといえる大きな進展で、どういった供述をするのかが注目される。