「イスラム国」が爆弾画像公開 露機墜落
過激派組織「イスラム国」は18日、インターネット上に機関誌を公開し、墜落したロシア機に持ち込んだとする爆弾の画像を掲載した。
「イスラム国」は機関誌「ダービク」の最新号に飲料の缶や起爆装置らしき画像を掲載し、爆弾を持ち込んでロシア機を墜落させたと主張した。また死亡したロシア人のパスポート画像を「戦闘員が手に入れた」として公開。いずれも信ぴょう性は不明だが、実行犯しか知り得ない「秘密の暴露」を意識したものとみられる。
また記事では、ロシアが「イスラム国」への空爆を始めたため、標的を有志連合から「ロシアに変えた」としている。
一方、機関誌の表紙にはパリの同時多発テロの画像を掲載。事件への関与を改めて主張したほか、先月、バングラデシュで日本人が射殺された事件についても犯行を認めた。